デザインセンスないけどできるかな?
実例があると嬉しいな!

こんな疑問に答えます。
この記事を読むと
見やすいパワーポイントを作るコツが分かります
ダサいパワポから卒業しませんか?
「センスがない自分には難しい…」と思うのは、あなただけではありません。
実は見やすいパワーポイントを作るのに、センスはいりません。
本記事では、初心者でもできる12つのコツを実例つきで紹介しています
パワーポイントを上達したい人は、ぜひご覧ください。

<おしゃれなパワポのご案内>
おしゃれなパワポは人工知能に作ってもらうのがおすすめ
イルシルなら誰でもかんかんにきれいなパワポが作れます

「どうやって作ったの?」と上司が驚く資料をポチっと作ってみましょう
>>無料でAIに資料作成してもらう
見やすいパワーポイントのデザインに共通するポイント

見やすいパワーポイントのポイントは、シンプルであることです。
なぜなら、資料作りでは何の情報を入れるかよりも、何の情報を削るかの方が大切だからです。
かんたんに言うと、以下の2つの視点で引き算をするのがポイントです。
あれこれ書かない
1つのページで伝えたいメッセージは、1つに絞りましょう。
どんなに良いデザインであっても、情報を詰め込みすぎると、伝わらない資料になります。
おじいさんは、山に芝刈りに行きました。
おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんが川に洗濯に行ったところ、桃が流れてきたので、割ってみると赤ちゃんが出てきました。
1スライド、1メッセージを心がけましょう。
読み手に負担をかけない
理想的な資料は、パっと見て理解できる資料です。
説明をしなくても読み手が理解できたら、あなたもラクになりますよね。
シンプルで伝わる資料を目指しましょう。

【実例】見やすいパワーポイントのデザインのコツ13選

見やすいデザインにするには、13のコツがあります。
- スライドサイズは16:9
- レイアウトは3パターンから選ぶ
- 目線を意識した配置にする
- 読みやすいフォントを選ぶ
- 文字の大きさは16pt以上にする
- 文章の長さは2行まで
- 行間をあける
- カラーは3色に抑える
- 位置を揃える
- 余白を持たせる
- 色を変えて強調する
- 画像やピクトグラムを使う
それぞれ、実例つきで紹介します。

スライドサイズは16:9

スライドのサイズは、縦と横の比率で決まります。
4:3は紙の印刷に適しているのに対し、16:9はパソコンの画面に表示するのに適しています。
オンライン会議が増えた、現代の働き方では16:9がおすすめです。
レイアウトは3パターンから選ぶ

レイアウトは、1等分、2等分、3等分の3つから選ぶと迷いません。
1等分は、主に箇条書きで使います。
2等分は、グラフとその説明の場合に使いましょう。
3等分は、伝えたい要素が3つあるときに便利です。
目線を意識した配置にする

人は資料を見る時、無意識に左から右、または上から下の順番に資料を見ます。
あるいは、上下左右を組み合わせた斜め、Z字に視線は動きます。
したがって、スライドで1番伝えたいメッセージは左上に配置しましょう。
次にメッセージを補足する図や表があれば、その次の位置に配置します。
読みやすいフォントを選ぶ

ゴシック体のフォントを選びましょう。
なぜなら縦線と横線が太く、パソコンの画面で読みやすいからです。
一方、横線が細い明朝体は、パソコンで表示するには不向きです。
具体的には、メイリオを選べば間違いありません。
メイリオやSegoe UIは、パワーポイントで使えるフォントです。
Noto Sans JPはGoogleが提供する無料のフォントです。
文字の大きさは16pt以上にする

文字の大きさは、最低でも16ptにしましょう。
なぜなら16ptよりも小さくなると、読み手に負担がかかるからです。
特に年齢層によっては、老眼で小さい文字が見づらい人もいるので、配慮しましょう。
文章の長さは2行まで

文章の長さは2行以内にしましょう。
理想は、洗練された1行の文章にすることです。
例では、ちょうど30文字で1行です。
一方、2行を超えた例が以下です。

2行を超えると、1文が長くなるので、聞き手が理解しづらくなります。
行間をあける

行間とは、文章と文章のスキマです。
行間がないと、読み手に圧迫感を与えるので、あけるのがオススメです。
調整するには、ホームタブの段落にある「行間のオプション」を選びましょう。

段落後を12ptにしましょう。

これで、改行(エンターキー)すると、12ptの行間ができます。

カラーは3色に抑える

スライドで使う色は3つまでにしましょう。
なぜなら、シンプルなデザインになるからです。
具体的には、基本色、文字色、強調色の3つです。
比率は、70% 20% 10%を目安にするとよいでしょう。
反対色(補色)を使う
強調色は、基本色の反対色(補色)を選びましょう。
理由は、伝えたいポイントが引き立つからです。
分かりやすい例が、緑と赤を組み合わせたクリスマスカラーです。
図解で示した青とオレンジも反対色(補色)の関係にあります。

濃い色よりも、薄色を選ぶのがコツです。
具体的には、カラーパレットの2列目から選びましょう。

文字の色は濃いグレー

文字の色は黒ではなく、濃いグレーにしましょう。
というのも、黒はとても強い色なので、目が疲れるからです。
濃いグレー(#333333)は、日本経済新聞などでも使われている人気の文字色です。
位置を揃える

図形の位置は、そろっていないと聞き手は集中できません。
なぜなら、人の脳は微細なズレでも敏感に認識するからです。
位置を揃えるには、2通りの方法があります。
オブジェクトの位置でそろえる
ホームタブにある配置から、オブジェクトの位置にある「配置」を選びましょう。
左揃え、上揃えなどのコマンドで揃えられます。

ガイドで揃える
ガイドに図形を近づけると、ピタッと位置が揃います。

右クリックで「グリッドとガイド」から、水平方向ならびに垂直方向のガイドを追加できますよ。
余白を持たせる

余白とは、図形と文章のスキマを指します。
余白がないと、窮屈な印象を与えるので、左右と上下に余白をとりましょう。
余白の入れ方は、図形を選択して、右クリックから図形の書式設定を開きます。
文字のオプションにある余白の数値を変えて下さい。

0.2cmを目安にしましょう。
余談:メイリオでは下余白を0cmにする

文字のフォントをメイリオにする場合、下余白はゼロにして下さい。
なぜなら、文字が上に寄ってしまうからです。
下余白を0cmにして、上余白を0.3cmにするとよいでしょう。
色を変えて強調する

大切な箇所には、強調色を使いましょう。
パッと見ただけで、重要なポイントが分かるからです。
グラフの要素や文字の色を変えるのが、効果的です。
画像やピクトグラムを使う

文字だけでは、単調なデザインになります。
そこで、ピクトグラムや画像を使って、視認性を向上させましょう。
ピクトグラムとは、対象を理解しやすく現したイラストです。
ピクトグラムは、シンプルなのでビジネスシーンでも使えます。
また、画像があると、よりイメージが伝わりやすくなりますよ。
挿入タブのアイコンから、選択できます。

見やすいパワーポイントのデザインは誰にでも作れる
13のコツを抑えれば、初心者でも見やすいパワーポイントが作れます。
- スライドサイズは16:9
- レイアウトは3パターンから選ぶ
- 目線を意識した配置にする
- 読みやすいフォントを選ぶ
- 文字の大きさは16pt以上にする
- 文章の長さは2行まで
- 行間をあける
- カラーは3色に抑える
- 位置を揃える
- 余白を持たせる
- 色を変えて強調する
- 画像やピクトグラムを使う
このページをブックマークして、何度も見返してみましょう。
<おしゃれなパワポのご案内>
おしゃれなパワポは人工知能に作ってもらうのがおすすめ
イルシルなら誰でもかんかんにきれいなパワポが作れます

「どうやって作ったの?」と上司が驚く資料をポチっと作ってみましょう
>>無料でAIに資料作成してもらう